食感と甘みが嬉しい「あやめ雪カブ」

みなさま、「あやめ雪カブ」という野菜をご存知でしょうか？あやめ雪カブは球形をした小カブで、首の部分が紫色をしているのが特徴的な野菜です。甘みが強く、皮ごと漬物などにして食べられます。
本日は「あやめ雪カブ」についてお話しをさせていただきたいと思います。

あやめ雪カブとは

あやめ雪カブは２００６年にサカタの種から発表され、比較的新しい品種なのです。一般的な小カブと似ていますが、首の部分は紫色をしており、下半分は白色をしているのでグラデーションのような色合いをしています。この紫色の部分は、生育途中で土の上に出る部分が日に当たり、アントシアニンという成分によって紫色に染まりこのような色をしています。

あやめ雪カブの出荷時期は１０月〜２月頃ですが、１２月〜１月頃は最も色鮮やかになるので手に入れるにはお勧めの時期となっています。
甘みが強く、きめ細かい肉質と色合いを活かしてサラダや漬物など生で食べることができ、シャキシャキとした食感を楽しむことができます。

あやめ雪カブの調理法

加熱して食べることもできますが熱を通すと色合いがぼやけてしまうので、綺麗な色合いを残して味わいたい時は生で調理することをお勧めします。
あやめ雪カブの皮は柔らかいので、生でも皮ごとサラダやマリネ、漬物（ピクルス・浅漬け・甘酢漬け）にして食べられます。
甘酢漬けにすると特徴的な紫のような色合いが全体に回り、味わいだけでなく見た目も楽しむことができます。
加熱レシピのお勧めは、バターと醤油でサッと炒めソテーにするとシャキシャキとした食感が残り大変美味です。また、皮ごと煮物の具材としても使えるので素材の味を活かした一品に仕上がります。
他にはスープや味噌汁の具材としても相性が良く美味しく食べることができるのでお勧めです。

あやめ雪カブを購入した際は葉に水分を取られないよう葉を切り落とし、ラップ等に包んでから冷蔵庫で保存します。また、硬めに茹でて食べるサイズにカットしたものであれば冷凍保存も可能です。冷凍保存は使いたい時にすぐ取り出せるので便利です。

栄養価も豊富で、様々なレシピで味わうことができる野菜なので、「あやめ雪カブ」を見かけた際は是非お手に取って味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。